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みなたびとは何ですか?
旅行商品(宿泊、アクティビティ)の検索・予約サイトと管理システムの呼称です。複数の事業者が提供するサービスを掲載して販売できます。じゃらんや楽天トラベルをイメージしていただくとわかりやすいと思います。運用主体として地方自治体様や観光協会様のご利用を想定しており、地域の事業者と一体になって活性化に取り組んでいただく基盤を提供します。
new2019年6月にネットショッピングシステムとの相互同期機能(商品情報・顧客情報・ポイント)を実装しました。この機能によりタビマエ・ナカ・アトのサービスをトータルにサポートできるようになりました。
みなたびで何ができますか?じゃらんや楽天トラベルと異なる価値は何ですか?
地域独自のプラットフォームを所有・運用することで以下のような効果が期待できます。
- 業務の効率と品質およびお客様満足度の向上。多くの業務を自動化(具体例を後述)できます。フォーム問い合わせによって利用を受付ける方式と比較した場合、大幅な業務効率の向上が可能です。定型的な業務はコンピュータシステムに任せて、「魅力的なコンテンツの開発」「おもてなし」など人間にしかできない業務に集中できます。加えて、手動作業によるミスもなくなるので業務品質やお客様満足度の向上もはかれます。
- 経済的なメリット。大手プラットフォーマーに流出している莫大な手数料が地域で循環して雇用・人材育成や税収に繋がります
- 地域の特色を発信できる。大手プラットフォーム上では「その他大勢」として扱われてしまい地域の独自色を出すことはできません。さらに周辺に著名な地域がある場合、自地域がその影に埋もれてしまうことは珍しくありません。たとえば、南三陸町(宮城県)はある大手プラットフォームでは「気仙沼・石巻地域」というカテゴリに一緒くたにされてしまい地域名すら表示されません。みなたびなら「地域のみなさまが主役」です。
- 人材の育成・定着。WebマーケティングやWebデザインに強い人材の仕事が生まれます。このような人材を運営者が雇用すれば、予約システム以外でも地域の魅力を効果的に発信できるようになります。
- 地域コミュニティの活性化。モール運営者(観光協会など)が中心となってコラボレーション企画(例.体験プログラム付き宿泊プラン)を推進することで事業者間のつながりが活性化して、地域を横断した連携・連帯感を育むことができます。
- 独自機能の実装。必要であれば地域独自の機能を実装することができます。(有償)
自動化できる業務は何ですか?
一般的なフォーム受付と比較した場合、以下のようになります。自動化による業務効率向上に加えて、手作業によるうっかりミスもなくなるので業務品質やお客様満足度の向上もはかれます。
業務手順 | 一般的なフォーム受付 | みなたび導入後 | 説明 |
1 | 協会で事業者様と「体験プラン」作成とサポート | 効率化 できます |
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2 | 協会でWEB掲載 | 自動化 できます |
作成したプランに対して「公開」ボタンを押すだけです |
3 | 協会で予約申込受付 | 自動化 できます |
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4 | 協会でメール返信・回答(手作業) | 自動化 できます |
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5 | 協会で申込台帳(エクセル)へ入力(手作業) | 自動化 できます |
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6 | 協会で顧客情報も別台帳(エクセル)へ入力(手作業) | 自動化 できます |
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7 | 現地払い(現金) | 自動化 できます |
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8 | 協会から事業者様へ手数料請求(手作業)、事業者様より手数料入金 | 自動化 できます |
予約データをCSVダウンロードして請求書作成用Excelに取りこむことで自動的に作成されます |
みなたびの導入実績は?
2016年4月から南三陸町観光協会様が運用するみなたびとして運用されています。
みなたびを導入したモールの売上や収益は?
繁忙月で150万円(流通額)を超えました。大手OTAと比較すれば微々たる取扱ですが、前年比で着実に伸びています。大手プラットフォームを利用せずに従来のチャネル(電話、FAX)とみなたびだけで十分に集客できている宿泊施設様もいらっしゃり、脱大手に向けて歩みをすすめています。(とはいえ、お客様はもちろん事業者様も大手信仰が強いので切り替えには相応の時間を要すると見込んでいますが、その分、伸びしろも大きいと考えています。)
情報システムを役場や協会の職員が運用するのは困難では?そもそも情報システムはお高いのでは?
プログラミングやサーバ運用は弊社が完全に代行するので御社担当者に情報システム系の知識やスキルは不要です。
モール運営担当者に必要な素養とスキルはこちらをご参照ください。
価格は、役場に納入されているレガシーなシステムとは比べ物にならないくらい安価です。
料金プランはこちらをご参照ください
役場等で利用している情報システムと比べると安価すぎる。使い勝手が悪い、信頼性が低いなど問題があるのでは?
ご安心ください。最新のテクノロジーと長年の様々なシステム開発経験で蓄積したノウハウを惜しみなく利用しています。(弊社の業務実績をご覧ください。例えば年間250億円の流通を担うミッションクリティカルなシステムでも中心メンバーとして活躍しました。)
安価な理由は大きく3つあります。
- ICT業界の技術革新により劇的に安価(注1)になったパブリッククラウドインフラであるAWS(Amazon Web Services)をフル活用している
- 多数の自動化処理を実装して運用コストを最小化している
- 弊社は間接部門(営業、経理、総務等)を持たず固定費が非常に少ないので安価に提供しても法人を維持することできます。
役場などにハードウェア・ソフトウェアを納入している大手ベンダは旧来の料金で情報システムを提供していますが、クラウドのトップベンダーであるAWS(Amazon Web Services1)が提供するインフラの利用料金は、前述した劇的な進化が反映された料金設定となっています。このため、雪崩をうつように企業システムのクラウド化が進んでいます。
セキュリティが心配です。どのような対策をしていますか?
- パスワードの不可逆暗号化
- 全利用者(顧客、事業者、モール運営者)のパスワードは不可逆暗号化しています。万が一顧客データが漏洩した場合でもパスワードが破られることはありません。
- クレジットカード情報の非保持化
- クレジットカード情報は本システム上には一瞬たりとも保持しません。このため本システムが原因でクレジットカード情報が漏れることはありません。(関連部分のソースコード開示も可能です)
- HTTPS対応(通信の暗号化)
- ログインページはもちろん全てのページでSSL/TLS対応しています。暗号化されていないことの多い公共WIFIを使っている場合でもアカウント・パスワードが盗聴されることはありません。
- パスワード強度設定
- パスワードの強度を強く設定することができます。(例えば10文字以上、文字種3つ以上など)
- ログ
- Search Consoleを利用して改竄や不正なアクセスを迅速に検知します。サイトへの攻撃をログで記録しています。悪意のある攻撃を検知した場合はアクセス元のアクセスを遮断します。(AWSのNetwork ACL利用)
主要な操作は監査ログとして参照できるようになっています。 - 不要なポート、サービスの停止、パッチの適用
- 使用しないポートはすべて閉じています。サービスも停止しています。定期的にOS/ミドルウェア/ライブラリのパッチを適用しています。
可用性を高めるためにどのような運用を行っていますか?実績はどうですか?
以下のような施策を実施しています。
- 死活監視
- CloudWatchのヘルスチェック機能を利用しています。世界の4拠点から数秒ごとにチェックリクエストが送信されて、応答がない場合即座にアラートが発生します。サービスレベルの監視です。
- AZ分離
- 顧客サイトと管理サイトは電源やネットワークが物理的に異なるデータセンターに配置しています。それぞれのサイトが別のサイト機能をいつでも実行できる状態(コールドスタンバイ)になっています。
- 迅速なバージョンアップ
- 数秒で新しいバージョンに更新できます。現在アクティブなセッションが終了してからバージョンアップする仕組みを実装しています。
稼働実績は以下のとおりです
年度 | 停止時間 | 備考 |
2016 | 2hour | EC2の予期せぬ再起動 |
2017 | 2hour | EC2の予期せぬ再起動 |
2018 | 0 | |
2019(5月まで) | 0 |
小さな法人に重要なシステムを任せるのは不安です
まず弊社の業務実績をご覧ください。年間250億円の流通を担うミッションクリティカルなシステムでも中心メンバーとして活躍しました。お取引させていただいているベンダー様もその道(Webマーケティング、物流、データテクノロジー)の一流企業ばかりです。コンピュータ技術だけでなくお客様ともスムーズに意思疎通できます。
サーバの構成・設定、データ、みなたびのソースコードは文書化されて、バックアップされており、インフラの障害があっても迅速に復元できます。
なお、開発者に万が一があった場合は、保険からご契約先一社あたり200万円が割り当てられ、弊社と提携している上級エンジニアにサポート業務が引き継がれる仕組みを用意しております。
安心しておまかせください。