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必須
運用担当者に必須の素養やスキルは以下のとおりです。これらは外部委託が困難です(委託したとしても成果につながらない)。
- 自分の町が好き
- コミュニケーション能力がある(事業責任者や事業者とスムーズな意思疎通を図れる)
- 熱意があり主体的である(自身でビジョン・計画を描き、その実現に向けて上司や事業者に働きかけて協力を得られる)
- 業務でパソコン・インターネットを利用している
- 日常的にスマートフォンを利用している。
- 日常的にECサイトを利用している。(Amazon・楽天市場、じゃらんなど)
尚可
運用担当者にあれば尚可の素養やスキルは以下のとおりです。外部委託が可能ですが、担当者が実施できれば最も効率的かつ効果的にPDCAサイクルを回すことができます。外注コストも削減できます。
- Webマーケティングに興味がありアクセス分析ツールの操作方法や意味を自力で調べて解決できる。
- PhotoShopやIllustratorを利用してクリエイティブ素材を作成できる。
- 基本的なHTML/CSSを書くことができる。 ※数時間の学習で理解できるレベル
- 一眼レフカメラによる綺麗な写真撮影と基本的な加工知識 ※半日程度の実習で習得可能なレベルで十分
- SNSを利用した情報発信
不要
- プログラミングやサーバ運用に関わるスキル。
モール運用担当者の業務
モール運用担当者の業務は以下のとおりです。
プログラミング・サーバ運用業務は一切不要ですので御社ビジョンの実現に集中できます。
業務名 | 概要 | 所要時間 |
---|---|---|
立ち上げ | 立ち上げに伴う諸作業。 少なくない意思決定、事務手続き、コンテンツ作成が必要です。 助言やテンプレートの提供により支援いたします。 |
100~200時間 |
通常(日常) | 顧客や事業者からの問い合わせ対応 | 0~5時間/月 |
月次 | レポート業務、アクセス解析、請求・精算業務 レポート、請求書は雛形があり自動生成できます |
2~16時間/月 |
年次(or四半期、中間) | レポート作成、総括と次年度・半期計画 ステークホルダーへの報告・予算取り・諸調整 ベンダーとの諸調整(契約更新) | 40時間/回 |
随時 | キャンペーンの企画・立案と実施 新規事業者の発掘・登録・フォロー 新規スタッフの教育 後継スタッフへの引き継ぎ 社内向けマニュアル更新 | 業務による |
立上げ
項目が多いため別ページに切り出しました。
こちらをご確認ください
日常業務
立ち上げ以降の日常業務は以下の通りです。
説明や予約立ち上げから2ヶ月が経過すればほとんど落ち着いた後は月に数件、数時間程度です。
- 事業者からの問い合わせ対応
- 顧客からの問い合わせ対応
- 情報発信(メルマガ配信、SNS)
- 事業者のフォロー(問い合わせ対応の漏れ、在庫調整など)
月次業務
月次業務には以下があります。
- 月次総括
- 請求・精算
- クレジットカード決済会社との精算
月次総括
データを元にふりかえりを行い、課題を洗い出し、改良案を検討して計画に落とし込みます。
事業責任者などステークホルダーに状況・課題・改善案等を報告します。
このプロセスを通じて必要な時に助言や協力を得られる関係を構築します。
システムから取得できるデータには以下のようなものがあります
- 月次レポート・・・システムから前月実績データ(予約や顧客)をダウンロードして月次レポート作成用Excelに取り込むことで生成できます。可視化された「事業者別の利用件数・売上」「前年比」「会員増」「リピート率」などの情報が得られます。
- サイトアクセスレポート・・・Google Analyticsより
- 新規のお客様の声
請求・精算
事業者ごとに売上・販売手数料の明細を作成して精算する業務です。請求書はシステムから前月実績データをダウンロードしてExcelに取り込むことで自動的に生成されます。
メールやネットバンクで処理することも可能ですが、月次レポートと請求書を携えてサービス提供者様(宿泊、アクティビティ)の元に足を運ぶことを推奨します。
コミュニケーションに時間をさくことにより信頼関係が育まれます。
これにより魅力的なプランの開発やキャンペーンなどで協力を得られるようになります。
雑談の中で事業の進め方に関する貴重なフィードバックを得ることも期待できます。
クレジットカード決済会社との精算
Pay.jp社からの明細と入金を確認します。
年次業務(もしくは四半期や中間)
- レポート作成、総括と次年度・半期計画
- システム利用継続可否の判断
- ステークホルダーへの報告、予算確保、体制変更など諸調整
- ベンダーとの諸調整(契約更新)
随時業務
様々な業務が考えられます。以下は実際の利用者様での例です。
- キャンペーンの企画、立案、初調整、実施、ふりかえり
- サイトアクセス分析・SEO施策の検討・実施
- 新規事業者の発掘・登録
- 新規スタッフの教育
- 後継スタッフへの引き継ぎ
- 社内向けマニュアル更新
- メディア対応(プレスリリース作成、取材対応など)
- コンテスト応募
システム保守・運用業務
弊社で行います。具体的には以下のような業務です。
- サーバの稼働監視
- 攻撃への適宜対処 ※すべての公開サイトは自動化された攻撃(主に乗っ取って踏み台にする)にさらされています
- SSL/TLS証明書の取得と更新
- セキュリティパッチの適用
- OS・ミドルウェアのバージョンアップ1
- システムのバックアップ
- システムの改良 継続的に機能強化と改良をすすめています。改良された機能は無償でご利用頂けます
- システムの更新
- 操作マニュアルの更新
- クラウド運営者(Amazon Web Services)との契約
- OSの場合5~7年ごとに必要になります。今後は2020年10月、2024年5月を予定 ↩