部屋割り
部屋割り機能は、宿泊施設の業務を効率化する機能です。以下のような機能があります。
- 部屋割当の最適化
- 自動割当・・・「予約」と「客室」の紐づけが自動的に実行されます。予約に紐づいた部屋タイプに割当されます
- 手動割当・・・未割当の予約を割り当てたり、割当を移動したりできます。部屋タイプの制限を受けません。
- 優先順位設定・・・各客室に割付の優先順位を設定できます。1部屋おきに割り付けたり、奥の部屋から割り付けたりが設定できます
- 簡単に変更・・・簡単な操作(ドラッグ&ドロップ)に割当を変更できます
- ある日の稼働状況・空き状況を視覚的に確認できます
- 電話での予約受付時も空き状況簡単に確認できます
- 予約情報の一元管理
- 他サイトの予約情報をインポートしたり、電話で受け付けた予約情報を入力できます
部屋割り画面からは、以下の機能にも簡単にアクセスできます。
- 予約詳細
- 予約変更
- 各種帳票出力
- 領収証(予約単位)
- 宿泊カード印刷(予約単位、日単位)
- 予約一覧(日単位)
- 予約CSV(日単位)
- 業務シート(日単位) ※出力項目のカスタマイズ可
部屋割り機能の使い方/準備#
部屋割り機能を利用するには以下の設定が必要です。手順を後述します。
- ブロックの設定
- 客室の設定
ブロック管理#
ブロックは、客室を管理する単位です。 例えば、宿泊施設であれば「本館」と「別館」、キャンプ場であれば「テントサイト」「自動車用サイト」「ログキャビン」という分類が考えられます。 初期状態で「本館」という名称のブロックが用意されていますので必要に応じて、名称変更や追加をしてください。
登録・編集#
ブロックの新規作成は、サイドメニューから実行できます。編集は「ブロック照会」画面から行います。ブロックの設定項目について後述します。
サイドメニュー
{設定項目
項目 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
プロバイダ | 対象宿泊施設 | |
ブロック名 | 当該ブロックの名称 | 例."本館"、"別館"、"オートサイト" |
行数 | 表示行数 | 最低3行 |
列数 | 表示列数 | 最低5列 |
表示順 | 部屋割り画面での表示順 |
PMS客室管理#
客室は、"101号室"、"203号室"、"鶴の間"のように実際の客室の1つ1つを表す情報です。ブロックの中に配置します。 サイドメニューの「客室管理」で操作します。
空きスペース上で右クリックすると、新規登録メニューが表示されるのでクリックします。 新規登録フォームで「部屋タイプ」「部屋名」「優先順位」を設定して確定します。
優先順位は、同じ部屋タイプの客室での自動割り当て順です。これによって以下のような宿泊施設独自のニーズを実現できます。
- (客室に余裕がある場合は、隣室にならないように)一部屋おきに割り当てる
- 人の流れが少ない部屋から割り当てたい
- 1階(もしくは上階)から割り当てたい
なお、すでに登録された客室の上で右クリックすると変更できます。
部屋割り機能の使い方#
サイドメニューで「部屋割り」を選択します。
「部屋割り」画面は、以下の要素で構成されます。それぞれの要素の意味・操作方法について後述します。
- ナビゲーション・・・画面上部
- 割当済予約・・・画面下部の左側
- 未割り当て予約・・・画面下部の右側