地域OTA立ち上げワークショップ/15万円~

ちいプラ(地域旅行商品販売プラットフォーム)は、地域OTA(地域型OTA、地域版OTA、観光DX)を実現するためのワンストップソリューションです。オンラインでの宿泊予約とアクティビティ予約とその管理に必要な機能を網羅しています。地域の情報発信、予約、決済、データ利活用まで一気通貫にサポートします。

はじめに

弊社の造語である「地域OTA」が注目されています。観光庁が「地方創生の切り札」と位置づけて導入を後押し(事実上、登録DMOの必須要件として義務付け)しています。

【参考】観光庁が「地域OTA」構築への積極的な支援を表明

一方で「国から補助金が出るなら」という安易な発想で「地域OTA」の導入を検討しているように感じられることも増えてきました。

地域OTAは、一大プロジェクトです。単なるデジタル化ではありません。

大事なことなので繰り返します。

地域OTAは、単なるデジタル化ではありません。オフィス業務にWordやExcelを導入して効率化する。という次元の話ではありません。

地域OTAは、多くのステークホルダーが参画する地域変革プロジェクトです。

地域の歴史を紐解き、その文化を深くみつめなおし、「次の世代に残したい・発展させたい」価値を見出し、わかりやすい言葉を使って表現して、共感を得られる「地域の物語」「地域の哲学」を確立する必要があります。

そして、その組織の活動を持続可能とするために「使途自由の独自財源」を獲得して、取り組みをになう「人」を雇用・育成する。その一連の枠組みが「地域OTA」です。

また地域OTAには、立場、意見の異なる多くのステークホルダーが関わります。それらの人が協働するには、立場の違いを超えて共感できる「物語」「哲学」が必要です。

このワークショップでは、地域OTAのコンセプト・合理性を学び、具体的な計画に落とし込むと同時に、協働の核となる「地域の物語」「地域の哲学」のドラフトを作成して、ステークホルダーの意識改革・合意形成を促します。

ワークショップ概要

  • 形式
    • オンラインもしくはオフラインをご選択いただきます
  • 料金
    • オンライン開催:15万円~
    • オフライン開催:応相談
      • 東京から現地までの往復交通費および宿泊費を別途ご負担いただきます。
    • ※いずれの場合も、「ちいプラ」導入時は、当該金額を合計金額から差し引きいたします。
  • 所要時間
    • オンライン:4時間
    • オフライン: 例.2日間(各日5時間 昼休憩1時間、50分ごとに10分)
  • 講師
    • 総合進行/ファシリテーター・・・筧大日朗(株式会社フューチャーセッションズ
    • 講師・・・勝又伸一(株式会社NYANGO)
    • 講師・・・複数の先行地域の運営法人トップと実務リーダ
  • 想定参加者
    • 行政・・・首長、行政職員
    • 運営法人・・・幹部・職員
    • 地域事業者・・・宿泊施設、アクティビティ事業者、飲食店、小売店、移動体交通事業者など

ワークショップの内容と成果物(オフラインx2日間開催の例)

内容

1日目(10:00~15:00) 昼休憩1時間

時間内容說明
10:00開会主催者挨拶・進行說明
講師挨拶
10:15現状の理解・地域外に流出している「手数料」はどれくらい?
・「大手OTA」になぜ出品するのか?それは永遠に続くのか?
・人は何を目的に旅をするのか?
11:00地域OTAについて・背景にあるテクノロジーとICTインフラコストの変化
・旅行者の行動変化(団体→個人)
・販売チャネル(店舗型代理店・OTA・自社サイト、地域OTA)
・地域OTAのコンセプトとその合理性
・単なるツール導入でなく、地域の一大プロジェクトである
12:00昼食地域のソウルフード、伝統的な食材を利用した食事・飲料
13:00先行地域事例地域OTA先行地域の運営法人トップと実務リーダからの講義と質疑応答
14:00ワールドカフェ少人数グループにわかれて「地域OTA」について検討・発表
15:00総括初日の総括
懇親会事業者、行政職員、講師がざっくばらんに意見交換

2日目

時間内容說明
10:00ふりかえり昨日のふりかえり
10:15地域の物語・哲学づくり地域の歴史、地理・風土を紐解く
次世代に残したいものを考える
わかりやすい表現を探す
物語とする
※ワークショップで保証するのは「たたき台」レベルとなります。地域内で繰り返し議論して洗練させてください。
12:00昼休憩地域のソウルフード、伝統的な食材を利用した食事・飲料
13:00中期計画(3年)づくりグループにわかれて3年間のマイルストーンを検討
KPI(重要業績指標)の検討
発表
14:30アンケート記入ワークショップの評価アンケート記入
14:45閉会式参加者感想
首長や運営法人トップの挨拶(決意表明)
集合写真撮影
15:00解散

成果物

  • ストーリー・・・地域の歴史・文化に根ざした後世に伝えたい「何か」。それを守るための地域OTAという物語
  • 独自プラン案
  • KPI(重要業績指標)
  • ミッション・ステートメント
  • ステークホルダーのコミットメント文書
  • 解決すべき課題一覧
  • 計画/Todoリスト
  • ワークショップの模様をおさめた写真アルバム(高画質・高解像度)

無料相談

当該ワークショップについて約30分の事前相談サービスです。料金は無料です。お気軽にお問い合わせください。