UN Tourism/ベストツーリズムビレッジに高野山(和歌山県)が認定されました

ちいプラを導入している地域の一つである高野山(和歌山県)様、国連の観光専門機関「UN Tourism」が認定する「ベストツーリズムビレッジ/Best Tourism Villages(直訳はベスト観光村。以下、BTV)」に認定されました。
観光庁のリリースによると
BTVは、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じた自然・文化遺産の保全等により、持続可能な観光地域づくりに取り組む優良な地域を認定するUN Tourismのプロジェクトで、2021年から始まりました。
BTVに認定されると、UN Tourism指定のロゴマークの使用が認められるほか、国際的なBTVネットワークに参加し、認定地域相互で知見や経験を共有することが可能となる等、地域の国際的認知度向上や更なる魅力向上の効果が期待できます。
とのことです。
UN Tourismの公式サイトリリースにもしっかり掲載されていますね。今年は、日本からは、高野山を含む4地域(他地域は、奈良県明日香村、香川県土庄町、香川県小豆島町)が認定されました。合計で12地域となったそうです。

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関連URL
- UN Tourism | Bringing the world closer
- Best Tourism Villages(ベスト・ツーリズム・ビレッジ)の推進 | 観光庁
- 「ベストツーリズムビレッジ」に新たに4地域が選ばれました!~奈良県明日香村(あすかむら)、和歌山県高野山(こうやさん)、香川県土庄町(とのしょうちょう)、香川県小豆島町(しょうどしまちょう)が認定~ | 2025年 | 報道発表 | 観光庁
UN Tourism(国連観光機関)とは?

1. 概要
- UN Tourism(元:UNWTO/国連世界観光機関)は、United Nations(国連)の専門機関であり、「責任ある、持続可能で、誰もがアクセスできる観光(tourism)」を推進しています。(unwto.org)
- 本部はスペイン・マドリードにあります。(de.wikipedia.org)
- 会員国、準会員、加盟団体などを通じて世界の観光政策・観光データ・観光開発を支援しています。(en.unwto-ap.org)
2. 主な目的・使命
- 観光を通じて、経済成長・包摂的発展・環境の持続可能性を実現する。(en.unwto-ap.org)
- 観光がもたらす社会・文化・環境への影響を最大化しつつ、負の影響を最小化するために、「グローバル観光倫理規範(Global Code of Ethics for Tourism)」を実施・促進しています。(en.unwto-ap.org)
- 観光を、国連の「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」達成のための手段の一つと位置付けています。(en.unwto-ap.org)
3. 活動の柱・重点分野
UN Tourismの活動は、以下のような5つの重点柱に基づいて展開されています。(en.unwto-ap.org)
- 観光をより「スマート」にする – イノベーションを奨励し、観光セクターのデジタル変革をリード。
- 競争力を強化する – 投資促進や起業支援を通じて、あらゆるレベルでの観光競争力を向上。
- 雇用創出と訓練 – 観光による「より良い仕事」を生み出し、関連する教育・訓練を提供。
- レジリエンス強化と安全・シームレスな旅行促進 – 自然災害、疫病、危機などに強い観光システムを構築。
- 文化・自然遺産保護と地域コミュニティ支援 – 観光が地域社会・自然環境・文化遺産を守り支える機能を果たすよう働きかけ。
4. データ・知見・政策支援
- UN Tourismは観光統計、トレンド、政策指針などの知見を提供しています。(e-unwto.org)
- 観光市場・出入国数・観光収入などを報告する「World Tourism Barometer」などの発表があります。(en.wikipedia.org)
- 観光政策、技術協力、能力構築、観光教育など、加盟国や地域向けの支援も行っています。(en.unwto-ap.org)
5. 加盟・構成
- 会員国数: 約160カ国(+準会員、加盟団体)。(en.unwto-ap.org)
- 加盟構成には国(主権国家)、地域や地方自治体、観光関連の民間団体・教育機関なども含まれます。
6. 最近のトピック・背景
- 観光は世界経済や雇用、文化・地域社会に大きな影響を持つセクターであり、特に「持続可能性」や「アクセスの平等性」が重要なテーマとなっています。
- 例として、観光事業が気候変動・環境負荷・地域格差といった課題とも直結しており、UN Tourismはこれらを観光の文脈で捉えています。
高野山について
詳しい情報は宿坊協会の公式サイトにまとまっています。
世界遺産 高野山を知る | 一般社団法人高野山宿坊協会・有限会社高野山参詣講
弊社代表が2025年の夏に3週間滞在しましたが「非日常感がはんぱではない」と言っています。狭い地域にひしめき合う情緒ある52の宿坊寺院、寺院で開催される朝のお勤め(勤行)、護摩行、阿字観体験(あじかん)、洗練された精進料理、総本山・金剛峯寺(こんごうぶじ)や壇上伽藍(だんじょうがらん)、多数の国宝や重要文化財を保管する霊宝館など様々な見どころがありますが、なかでも一押しは「奥の院」だそうです。滞在中、早朝、日中、夕方と述べ20回以上足を運んだそうです。
「日帰りではもったいない(その魅力を十分の一も味わえない)」とも言っていたので、みなさまも訪れる機会がある場合は、最低でも2泊はされるとよいのではないでしょうか。(宿泊費は安くありませんが、リゾートバイトなども募集しています)
高野山『はたらく旅』紹介所 – 高野山で募集中の求人・アルバイト・インターンシップなど、採用情報を掲載

日帰りはもったいないニャー。
高野山アルバム


パパが撮った写真(の一部)ニャ



一枚だけ京都の写真が混ざってるニャ
わかるかニャー
































































































