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複数サイト一元管理機能

機能概要#

複数の予約サイトを運用する際に事業者、プラン、客室在庫、顧客、予約などの情報を一元管理できる機能です。

個別に管理する場合と比較して以下のメリットがあります

管理負担が小さい#

事業者、プラン、客室在庫、顧客、予約といった情報を一元管理することで管理負担を抑えることができます。 各事業者の管理負担は、1サイトに出品する場合も、10サイトに出品する場合も同じです。

顧客基盤の活用#

先行して運用されていたサイトで蓄積された顧客情報を共有できます。 表現を変えると、新サイトを立ち上げる際にその顧客基盤を活用することができます。 ゼロから育てるのでなく、立ち上げ当初から認知度を高めることができます。

※異なる予約サイト間での顧客情報の共有にはお客様の同意が必要です。既存顧客や新規顧客に対して、「情報共有に同意」していただくための同意フォームを用意しており、お客様の意図せぬ情報共有はなされないように考慮してあります。

参考/複数の予約サイトを運用するときのシステム構成の比較#

通常

各サイトごとにプランや客室在庫、予約情報を管理するので、管理負担が大きいです。また顧客情報は共有されません。

Image from Gyazo

一元管理機能に対応している場合

各サイトの独自性を表現しつつ、管理負担を抑えることができます(1サイトでも10サイトでも同じ) 既に蓄積された顧客基盤を他サイトで活用できます。

Image from Gyazo

システム全体(各予約サイト間)で一元管理されるデータと個別に管理されるデータについて#

システム全体で一元管理されるデータ#

  • 顧客・・・どのサイトで新規登録したかの識別情報は存在します
  • 予約・・・予約元サイトの識別情報が存在します
  • 事業者・・・その予約サイトに参画するかを識別する情報があります。
    • 基本情報
    • ギャラリー
    • 休日
    • FAX受信設定
  • 客室
  • 客室在庫
  • プラン・・・販売先予約サイトを設定できます
    • 料金ランク
    • 料金カレンダー
    • プラン料金
    • 売止設定

各予約サイトで個別管理されるデータ#

  • マスタ
  • 事業者
    • キャンセルポリシー
    • 検索タグ設定
    • マニュアルダウンロード
    • 請求内訳明細
  • コンテンツ
    • TOPページ部品
    • 固定ページ
    • カスタムCSS
    • グローバルナビ
    • お知らせ/顧客用
    • お知らせ/管理サイト用
    • 通知テンプレート
    • キービジュアル
    • ロゴ
    • 手数料設定
    • 検索タグ
    • 補正辞書
    • 操作マニュアル
    • 汎用画像
  • システム設定
    • モール運営者
    • TOPページ
    • 機能On/Off
    • 認証設定
    • その他(多数)

操作方法/管理サイト#

概要#

管理サイトには以下の権限を持つユーザが存在します。それぞれのユーザが閲覧・操作できるデータの範囲は以下のとおりです。

# 当該事業者のデータ 予約サイト全体 複数予約サイト全体 マスタ設定 コンテンツ管理 システム設定
事業者(※1)
テナント閲覧者(※2)
モール運営者

(※1)事業者は、宿泊施設もしくはアクティビティ提供者のいずれかです (※2)テナント閲覧者は参照のみで更新操作はできません。

事業者の操作方法#

事業者は、どの予約サイトのデータであるかをほとんど意識することなく操作できます。

予約サイトを意識して行う必要のある操作は以下のみとなります。

操作 説明 備考
ダッシュボード 統計情報の対象データを選択します Image from Gyazo
プラン設定 掲載サイトを選択します(択一式) Image from Gyazo
キャンセルポリシー設定 各サイトごとに宿単位で設定します。予約サイト全体で統一されている場合は変更できません。 Image from Gyazo
検索タグ設定 各予約サイトごとに宿単位で設定します Image from Gyazo

参考/事業者と予約サイトの紐付けについて

モール運営者により実施されます。事業者自身では更新できません。 「事業者情報編集画面」では、以下のように操作不可の状態で表示されます。

プラン設定、キャンセルポリシー、検索タグ設定ではここで紐付けられた情報だけが設定可能となります。

Image from Gyazo

テナント閲覧者の操作方法#

「テナント閲覧者」は各予約サイト全体のデータを閲覧できるユーザです。

他予約サイトの情報は閲覧することができません。

サイト管理者/モール運営者#

以下のデータは予約サイトごとに管理されます。

  • コンテンツ
  • システム設定
  • ユーティリティ(キャッシュクリアなどの操作)

どの予約サイトのデータを対象として操作するかは、ナビバー上部で切り替えすることができます。

Image from Gyazo

それ以上の操作は既存のものと変更ありません。

特殊設定#

秘湯Webの場合#

以下の機能は「システム設定 > 秘湯専用設定」でOn/Offを切り替えます。

  • (予約サイト > 事業者詳細に)専門家コメントを表示
  • TOPページで適応症検索・・・通常は全国地図検索が有効になっています

また、以下の設定は各予約サイトで「統一」して運用します。

  • サポート
    • 問い合わせ先など(システム設定 > モール運営者設定)
  • 予約受付条件
    • 重複(同一日別施設)制限、上限数制限

FAQ/よくある質問#

利用料金はありますか?初期費は?運用費は?#

初期導入費

予約サイトの追加作業に対する費用です。この作業には以下が含まれます。

  • 要件確認
    • 導入意図、日程館、基本情報等を確認させていただきます
  • サイト設置
    • 検証環境
    • 本番環境
    • 様々な運用設定(通信暗号化、Firewall、バックアップ、死活監視等)
  • データ設定
    • 基本情報設定
    • システム設定
  • 管理者向けの操作説明

なお、導入・公開に必要な以下の作業は利用者が実施する想定です

  • 予約サイトのドメイン決定・取得
  • コンテンツ登録
  • 各事業者への操作説明

運用費

機能の利用料金は無償です。

追加したサイトの運用費を追加でご請求させて頂きます。(1サイトあたり5千円/月)

また、サーバインフラコストが増えることがあります。詳しくは次のFAQを参照してください

インフラコストはどれくらい増えますか?#

管理サイト

追加のご請求はありません。

予約サイト

運用するサイト数と各サイトとアクセス多寡により異なります。 予約サイト1つにつき最低でも約500MB(0.5GB)のメモリを追加で消費します。

4GBのメモリ増には月額20~30ドルのサーバ費の追加が見込まれます。

詳しくはお問い合わせください。